非定型業務の改善こそ、今企業が取り組むべき「真」の業務改善なのです。
多くの企業では、生産管理や財務・会計等の定型化された基幹業務の
業務改善やシステム化には着手しています。しかし、システム化が容易な定型業務の改善だけで、十分でしょうか?
業務改善
企業の実務現場では、”人”ならではの知恵や発想を活かし、複数の部署やスタッフと連携して実行する非定型業務が大きな比重を占めています。企業の飛躍は、非定型業務によりもたらされるアウトプットの質とスピードにかかっています。
非定型業務の改善こそ、今企業が取り組むべき「真」の業務改善なのです。そして、非定型業務の改善は「継続」が命です。生産管理や財務・会計等の 基幹系業務のように、一度適正な業務プロセスに当てはめて完了というスタイルでは、非定型業務は改善できません。
ならではの能力を活かして行う非定型業務は、変化の早さが特徴。多彩な業務の変化に合わせた改善を「継続的」に行うことで初めて、効果的な改善が実現できます。業務改善を継続させるカギ、それはPDCAサイクルの「C」(=評価)です。
見える化
業務改善サイクルを持続できない原因は、業務を評価する「C」が十分に機能していないから。「情報の
見える化」で的確な評価=「C」を実現し、「Check」を改善活動の起点とするCDPA」サイクルで、
業務改善に直結する問題発見と解決行動のサイクルを、持続的に回すことができます。
非定型業務における「C」(=評価)は困難を極める。理由は簡単。まさに非定型な業務を、「情報の
見える化」で、目に見える「C」(=評価)に変換するからである。それを展開して効率や業績を上げることが出来なければ、何をやっているかわからない。分析のための分析に終わるからである。業務を効率アップさせ業績を上げている要因を的確に把握して、それを他の場所でも取り入れるられるようにできれば、飛躍的に改善されるであろう。もちろん、日々刻々と変化し続ける企業を取り巻く環境にも、柔軟に対処できるようにすることが必要なことはいうまでもない。
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- 2007/08/09(木) 23:22:49|
- 村人のしごと場・医療|
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