お米マイスターのいるお店です。全国には何百種類ものお米の品種が存在し、また同じ品種でも味付けする地域によって品質や味がかわるものです。私たち、「お米マイスター」はお客様におすすめするお米の品質管理はもちろん、ご家庭でのおいしい炊き方、保管方法まで幅広い知識を基にご相談に応じさせていただきます。お気軽にご相談ください。
食味ランキング13年連続特Aのお米 『はえぬき』
お米五ツ星マイスター(日本米穀小売商業組合連合会 認定)
矢萩 貴久氏:お米アドバイザー (財)全国米穀協会、米・食味鑑定士(米・食味鑑定士協会)農産物検査員(国家資格)をはじめ、日本米穀小売商業組合連合会認定のお米三ツ星マイスターがずらり。
12年連続「特A」は魚沼コシヒカリと山形県産はえぬきだけ。財団法人日本穀物検定協会が実施している米の食味ランキングは、炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施されています。
食味試験のランクは、日本晴とコシヒカリ(共に近畿圏産)のブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種と比較しておおむね同等のものを「A’」、基準 米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を、毎年食味ランキングと して取りまとめ、発表しています。
平成17年産米については、134産地品種について食味試験を実施されました。見事「特A」に輝いたのは17の産地品種だけです。その17のうち4つが山形県産のお米です。
お米の新種比較
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新潟魚沼産コシヒカリ 5Kg
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山形県産コシヒカリ 10Kg
色が白く、光沢、香り、ねばり、弾力のバランスが大変よく、噛んだときの甘味が特徴です。コシヒカリと言えば新潟県魚沼郡が有名ですが、米・食味鑑定士協会主催のお米コンクールでは山形のコシヒカリの方が評価は高いようです。
コシヒカリとは?
福井県で昭和31年に誕生し、新潟県に渡って有名になった品種。日本で一番生産されている品種。新潟県の魚沼地方で採れたが一番美味しいコシヒカリとして有名。しかしながら、最近の食味コンテストでは山形産コシヒカリに負ける事もよくある。
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山形県産はえぬき 10Kg
はえぬきって?
日本で一番作付けされている品種。山形県産コシヒカリも穀物検定協会の食味ランキング「特A」の評価を得ている。光沢、香り、粘り、弾力すべてにすぐれ、かんだ時のほんのりとしたうま味が特徴。
あきたこまちと庄内29号の掛け合わせで、山形県にて平成3年に誕生。つまりコシヒカリの孫にあたります。山形県を代表する品種。食味の特徴は、パツッとした張りがあり、つぶつぶ感が特徴で、歯ごたえがあるお米です。粘りもあるのですが、弾力もあるのでくどい感じがしません。
穀物検定協会の食味ランキング12年連続「特A」の評価を得ている。12年連続は一番おいしいといわれる新潟県魚沼郡のコシヒカリと山形県産はえぬきだけ。弾力があって、冷めてもおいしく、おにぎりに適しているといわれています。大手のコンビニチェーンでもおにぎり用に使用しているようです。
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秋田県産あきたこまち 10kg
あきたこまちとは?
コシヒカリと奥羽292号の掛け合わせにより、秋田県にて昭和59年に誕生。食味の特徴としては、コシヒカリの血を濃く受け継いでいる為、粘りが強いのが特徴。やや小粒で香り、甘味、味の濃さとも均整が取れている品種。秋田県仙北郡産が一番美味しいとされている。「矢萩商店」大曲支店(秋田県大仙市)にて仕入れている本場のあきたこまちです。品種は同じでも、本場のほうが美味しいような気がします。
コシヒカリを母にもつ品種で、粘り、艶ともに優れていて、かむほどに甘み、うま味が感じられるお米です。当社では山形県産と本場秋田県産の両方を取り揃えています。
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山形県産ササニシキ 10Kg
ササニシキとは?
昭和38年に宮城県にて誕生。かつてはコシヒカリと双璧をなしていました。コント赤信号の「ササニッシキ、ニッシキ、ニッシキ」というギャグも有名になりました。ただ、病気に弱いので生産者に敬遠されるようになりました。食味の特徴としては、あっさりとした風味と食感で、繊細な味わいがあります。コシヒカリ系とは全く違った味わいです。粘りが少ない為、山形ではお鮨屋さんが好んで使っています。
人気品種のほとんどはコシヒカリ系ですが、ササニシキは以前はコシヒカリよりも人気がありました。「ササニシキ、ニシキ、ニシキ!」というコント赤信号のギャグもあったくらいです。粘りが少なくあっさりとした食感で、それでいてうま味は一番あります。粘りが少ない為、山形ではお寿司屋さんが好んで使ってい ます。
ねばりのない、旨みのあるお米です。山形では5番目に作付けされていますが、作付け面積は3%を割ってしまっていて、だんだん希少価値がでてきました。ねばりが少ない為、お鮨屋さんに人気があります。
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山形県産ひとめぼれ 10Kg
山形県産のひとめぼれは粘りが強いが、味はコシヒカリと比べるとうま味が少ない感じがします。コシヒカリと初星の掛け合わせにより、宮城県で平成3年に誕生。全国でコシヒカリについで2番目に作付けされている品種。食味の特徴としては適度な粘りがあり、口当足りはサッパリ。というかあまり味を感じないお米。
1991年に宮城県古川農業試験場で誕生。山形県では「はえぬき」についで2番目に作付けが多い品種です。光沢、色沢があるきれいな外観とねばりが強く、冷めても硬くなりにくいのが特徴です。
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山形県産夢ごこち 5Kg
三菱化学グループの植物工学研究所がコシヒカリを積極的に突然変異させて品種改良し誕生した、究極のお米です。コシヒカリより玄米成分中のアミロース含有量(少ないほど粘りがある)が平均して2%ほど低く、またタンパク質も低く抑えている為、ボリューム感のあり、しっとりとした食感があります。
炊飯後時間が経過しても、そのおいしさ、香りは炊きたてとほとんどかわりません。また、お弁当やおにぎりにして冷たくなった場合でも硬くなったりしませんし、冷凍、再加熱してもほとんど食味が低下しません。業務用にも最適です。
そのほか山形県の特産もたくさんあります。詳しくはサイトをご覧下さい。
プロが好む山形米
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- 2007/09/08(土) 18:12:48|
- 晩餐館・お取寄せ|
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