飛騨路下呂温泉のお泊りは、小川屋へ
しみじみ体をやすめるに、ふさわしい下呂温泉の湯。
清々しい透明の湯に浸る。
一滴の水が天と地を潤す。静謐の自然の中で過ごすひとときは
心と体が洗われる一滴。
流れ出づる出湯(いでゆ)の音に耳を傾け
岩を濡らす湯けむりに、ゆったりと手足を伸ばす。
飛騨の鄙びた野趣はやさしく、つつみこむように一服の涼を添えます。
飛騨路下呂温泉のお泊りは、小川屋へ
下呂温泉の歴史は、とても古く今から一千年の昔といわれております。現在の温泉街から少し離れた山の山頂、湯ヶ峰の山頂が湯元でありました。 その後この山が噴火し、今の飛騨川に湯口が移りました。これは一羽の白鷺が傷口をいやす姿を村人に知らしめ、ここに湯のあることを教えてくれたと伝わっております。この白鷺は実は薬師如来の化身とされ、いまは温泉寺にお祭りしてあります。
江戸時代、徳川家康、秀忠、家光、家綱の四代の将軍に仕えた儒学者、林羅山(1583~1657年)詩文集第三に全国の温泉の中で、草津、有馬、下呂が天下の三名湯と記されたことにより、「日本三名泉」と称されています。
お湯は泉温、84度という高い温度で湧いている正真正銘の天然温泉。泉質は、アルカリ性単純泉。無色透明、ほのかな香りととてもまろやかなお湯。お肌を優しくからみつくように包み込み、絹のようにスベスベにしてくれます。
下呂温泉散策
下呂温泉 下呂温泉合掌村:
下呂温泉合掌村は旧大戸家住宅をはじめ、白川郷から移築した10棟の合掌造りの民家を配した貴重な博物館。村内には、工芸の体験や伝統の味が楽しめる民芸の郷、合掌の足湯、民族資料館、狛犬博物館など5つのパビリオンがあります。笑いと涙の人情劇を楽しめる旅一座、しらさぎ座の夢芝居なども。
合掌村内には「合掌の足湯」(有料)があります。茅葺きの民家で飛騨の伝統文化に触れた後は、落ち着いた雰囲気の足湯でリフレッシュできます。
下呂温泉 禅昌寺:
臨済宗妙心寺派で禅宗でも高い各位の格を持ち、天下十刹に数えられる名刹。金森宗近により設けられた茶室、国の天然記念物「大杉」、名称指定の庭園「萬歳洞」、雪舟筆「大達磨像」、狩野永徳の「菊花屏風」などを見る事ができます。予約をすれば健康セラピーの一つである座禅を体験できます。
四季折々を愛でる下呂温泉のお料理
新鮮な素材は何よりのごちそう。豊かな山々と澄んだ川に恵まれた飛騨の料理は、四季のみずみずしさでいっぱいです。あまご、鮎、鯉と、川がおいしい。朴葉味噌、飛騨牛、飛騨蕎麦。真心こめたおもてなしで、お客様をお迎えいたします。
●ヘルシーな黒づくし会席
女性の心強い味方「黒」食材。薬膳の考えでは黒は生命のバランスを保つ「腎」の機能に関わる、とされているそうです。黒い色素には鉄分・亜鉛・銅・マンガン・シアニジンなどの不足しがちなミネラルが多く含まれて、アントシアニンなどのポリフェノールは抗酸化作用で老化防止、血圧抑制に効果バツグンなのです。
料理長が考えた完全オリジナル薬膳メニュー「黒づくし」は、まさしく健康と美肌ありきの「アンチエイジング」のためのこだわり会席です。
●飛騨牛ととれたて原木椎茸炭火焼き
都竹椎茸園のこだわりの原木椎茸。ゆっくりと時間をかけ、手間ひま惜しまず丹精した味と香り、ぷりぷりの歯ごたえと、自然の中で大切に育てられた飛騨牛の口の中に広がるおいしさをご堪能いただけます。
●どれにする?選べる飛騨の郷土料理とかわりダネ握り会席
季節の美味を華やかな会席にしたてた、小川屋好評の会席にちょっぴり変ったネタを使った握り寿司をお付けいたしました。
・飛騨牛朴葉焼き
飛騨牛朴葉みそ焼は、飛騨の郷土料理朴葉みそと飛騨牛を合わせてお召し上がりいただきます。香ばしい味噌の香りがブロック霜降り飛騨牛に染み込んで、素朴な味わいです。焜炉で焼いてあつあつをどうぞ。お酒もご飯もすすんでしまう、飛騨の郷土料理の代表格、まさしく飛騨の味!
・飛騨牛しゃぶしゃぶ
今では飛騨を代表する逸品、「飛騨牛」。
霜降り肉のおいしさをご堪能されたい方に「飛騨牛のしゃぶしゃぶ」がお薦めです。
お口に入れるとほわっと溶けるようなお肉の味わい、優しい甘みがお口いっぱいに広がります。
・飛騨地鶏けいちゃん焼き
けいちゃん(鶏ちゃん)とは、味噌や醤油をベースにした秘伝のたれで鶏肉とキャベツなどの野菜を鉄板の上で豪快に蒸したり、煮たりして食べる料理で、地元の人間が愛してやまないこの地方の郷土料理です。
一度たべたらその味わいはきっと病み付きになる事うけあいです。
・飛騨けんとんのじゃぶしゃぶ
豚肉で、柔らかく、ジューシー。甘さのある旨みがなんとも言えません。自然豊かな飛騨で育ち、健康な豚のコラーゲンと美味しさをたっぷり味わっていただくために調理長が素材にこだわりました。
下呂温泉小川屋の趣が異なる2つの浴場
●あふれす湯の香、飛騨大浴殿
昔、傷ついた一羽の白鷺が、飛騨川の河原に降り立ち、湯のありかを告げた。その白鷺の本当の姿は薬師如来であったという・・・ 下呂温泉に伝わるこの伝説から由来した女性「白鷺の湯」と男性「薬師の湯」。たっぷりと流れるお湯からはあふれる湯の香と湯けむりが、広々とした大欲殿いっぱいに立ち上ります。
●季節の色に染まる露天風呂
露天風呂から望む飛騨川の美しい眺めは、四季それぞれにいで湯情緒をもりあげてくれます。飛騨川のせせらぎとカジカ(蛙)の鳴き声に耳を傾けながら、眺める下呂の夜景は郷愁と哀愁が一体化した不思議な世界へと誘います。
温泉の上手な入りかた
1.まずはかけ湯
温度に体を慣らすため かけ湯は念入りに!足から腰、指先から肩と胸から遠い順にかけます。
2.体を慣らす半身浴
いきなり全身で入浴するより、半身浴で体を慣らしましょう。泉温や水圧による急激な負担がかかりません。温まってきたら手足を動かしてみてはいかがでしょう。
3.身体を洗う
身体を洗うのは湯船で温まってからが効果的。古い角質が柔らかくなり、毛穴も開いて洗い流しやすくなります。お化粧をしている方は先に洗顔を。身体が温まっても毛穴が開きません。
4.入浴時間はほどほどに・・・
入浴時間は、おでこや鼻の頭が汗ばむ程度が目安です。汗が流れ出たり、動悸がするほどの長湯はやめましょう。
5.浴槽にタオルを入れない。
お客様のお風呂です。必ずお守りください。
6.浴後はシャワーを浴びない。
泉質にもよりますが、せっかくの薬効成分をシャワーで流してしまっては効果が薄れてしまいます。身体を拭くのも水滴をぬぐう程度に。
※皮膚の弱い方は流してください。
7.水分補給を十分に!
発汗により体内の水分は少なくなっています。ぬるま湯やスポーツドリングなどで身体を潤してください。
8.ゆっくり休んでください。
入浴中はエネルギーが消費されます。また、血圧も変動するので体調が安定するまで少なくとも30分は休憩をお取りください。その間、身体と髪を乾かして湯冷めをしないように。
飛騨路下呂温泉のお泊りは、小川屋へ
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- 2007/08/08(水) 06:07:34|
- ダルメシアン冒険の旅|
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