「すずらん」は総合レザークラフトのオンラインショップ。「すずらん」の商品はすべて独自に入手し、他には無い材料を多数ご用意しております。オリジナルの革製品、こだわりのクラフト製品を作りたいと考えているユーザーにとっては、待ちに待ったショップです。
手作りが楽しい、革材料・レザークラフト
◆カバン、バック、ウォレット、ベルト、革小物類に必要なレザークラフト材料、道具はお任せ下さい。始めての方々で作って見たいが、最初は何を準備したら良いのか、そんな方はサイトにアクセスしてチェックして下さい。
学校、教室へ通わなくてもテキスト「革の技法」を見ながらでもできますよ。
◆新刊 革の技法
道具、使い方、作り方、などの説明と型紙、写真も有り、大変便利なテキストです。
定価:1365円
◇レザークラフトキット4種類のご紹介
◎模様を入れて作れます!レザークラフトキット
13,650円を⇒11,602円に!
キットの内容:
基本刻印7本(A104,B200,C431,P206,S705,U710 ,V407,)
木槌、ゴム板、フェルト、
スーベルカッター、クラフトレース針3本、トレスモデラ、
革セット4種類札入、
ペンケース、キーケース、
コースター、クラフト染料5色、仕上剤(レザーコート)、スポンジ、彩色筆2本、接着剤、テキスト
◎レザークラフト道具セット
4,819円
基本刻印7本(A104,B200,C431,P206、S705,V407)
スーベルカッター、
木槌、ゴム板、フェルト、
クラフトレース針2本、
ためし革
革はご用意ください。
以上
◎レザースタンピングキット
9,450円
基本刻印12本(A102,E591.663K161,N305、O22,35 ,54,77、S632、V405、X511)
木槌、ゴム板、フェルト、鉄筆、革セット
(小銭入れ、ホルダースター長角コースター2枚)染色
おためしセット、(クラフト染料5色、仕上げ剤、)クラフトスポンジ、彩色筆、面相筆
◎シェリダンカービング入門キット
22,900円を⇒20,047円に!
シェリダン基本刻印13本、
ゴム板中、木づち(タイコ),トレス両面鉄筆、スーベル、
カッター,ルージュステック台付
テキスト、「革の技法」と図案集のシエリダンスタイル
「図案の描き方」
仕上剤(レザーコート)、
クラフトスポンジ、
ためし革付
作品革はご用意ください。※単品でもご用意頂けます。
◆皮・革ABC
1 原皮の輸入
牛、馬、羊、やぎ皮などが輸入され、豚皮のみが国産原皮となっている。原皮はアメリカ、オーストラリアの他にヨーロッパ、東南アジアなどからも輸入される。
2 原皮倉庫
日本の港へ到着後、いろいろの手続きをして倉庫へ持ち込まれ、その後各工場へ運ばれる。
3 原皮水洗い
原皮に付着している汚物を取り除く。汚れた水は処理をして、きれいな水にしてから外へながす。
4 石灰漬
石灰に漬けて皮をふくらませ毛を毛根からぬき取る。毛をぬき取った面(銀面)が皮の表面になる。
5 フレッシング
皮の表面に付いている不要物を取りのぞく。・スプリッティング(バンドナイフ)製造する用途(靴用、かばん用、衣服用など)に応じて、皮の厚みを分割する。
6 なめし
クロムなめし、タンニンなめしなどの方法で皮にいろいろな耐久性を持たせる。
7 背割り
牛、馬などの大きな革では、作業がしやすいように1頭分の革を背筋に沿って半分に分ける。
8 水絞り
水分を取りのぞくと同時に革を伸ばす。
9 等級選別
革の表面(銀面)の欠点が多いか少ないかを見分ける。
10 バンドナイフ
6のなめしの前に皮を分割しなかった場合は、ここで分割する。
レザークラフト
11 シェービング(裏削り)
革製品の用途に応じて、革を削って最終的な厚みにする。
12 再なめし・加脂・染色
革のやわらかさなどを調整しながら染色する。
13 セッター(伸ばし)
染色した革の水分を取り除くと同時に革を伸ばす。
14 ガラス張乾燥・真空乾燥・網張乾燥
網、金属板などに革を伸ばしながら張って乾燥する。
15 バイブレーション(革もみ)
乾燥した革をほぐしてやわらかくする。
16 バフ(ペーパーがけ)
革の種類によっては、表面をペーパーで擦りとり、なめらかにする物もある。
17 塗装作業(機械ぬり)
スプレーとか手塗りで、まず着色をする。
18 塗装作業(手ぬり)
スプレーとか手塗りで、まず着色をする。
19 塗装作業(スプレー)
希望の色に合わすため、スプレーで最終的な調整をする。
20 押し・アイロン
革を伸ばしたり、艶を出す目的でアイロンをかけ、美しさを強調する。また、革にいろいろな模様をつけるために、型を押す。
21 物性試験・外観検査
革の色、強さ、やわらかさなどすべての品質検査をする。
◆皮の種類
牛革:
あらゆる皮革の中で、最も用途の多いのは牛革です。わが国でも、牛革による皮革製品が各種にわたりつくられていますが、原皮そのものは、85%以上を海外からの輸入に頼っています。原皮には、産地、性別、年齢によって品質にかなりの差があり、つぎのように分けられます。
カーフ:
生後約6ヶ月以内のもので牛皮中のトップクラスです。小判薄手で、キメのこまかいのが特長です。
キップ:
生後半年以後から1年余までのもので、カーフより厚手になり、強さも増します。カーフにつぐ高級皮。
カウ:
生後2年以上のメスの成牛の皮。(未産の場合はカルビンと予備きめ細か)ステア、ブルほどの厚みはありません。
ステア:
生後3~6ヶ月以内に去勢したオスで、生後2年以上を経たものの皮。厚みが比較的平均しています。
ブル:
生後3年以上のオスの成牛の皮。厚手になり、繊維組織のあらさが目だちます。
地生(ジナマ):
国内産の牛は、生皮のままで取り引きされたところから、地生と呼ばれます。一頭分の大きさは北米産とほぼ同じですが、海外のものよりも、ぎん面に傷がなく、きれいです。
山羊革:
衣服、手袋などに用いられます。特に子山羊の革はキッドと呼ばれ高級靴、高級婦人手袋に多く用いられます。
羊革:
薄く、やわらかで、主に衣類、手袋に用いられるほか、書籍の装丁にも使用されます。中でもインド産羊皮は、その革の優秀性が世界的に認められています。
カンガルー:
カーフより上等、しかも丈夫でしなやかです。のびて変形しないため、ごく高級な靴、スパイクシューズに使用されます。
革材料
◆革のお手入れ
バッグの手入れと保管
革バッグ(かばん、袋物)は、少し使うとその人になじんで革としての良さが出てきますが、合成皮革などで作られたものは、購入時が最良の状態であり、使うほど品質劣化が顕著に現れてきます。 革は息の長い使われ方に適した素材であるといえます。ところがもともと革は天然のタンパク質からできていますので、使い方を間違えたり、手入れを怠ると製品の寿命は極端に短くなってしまうのです。 そこで、デリケートな革バッグの手入れ方法について簡単に説明いたします。
◎日常的手入れ
バッグが長持ちするかしないかは、日々の手入れで随分違ってきます。
また、靴と同様バッグも時々休ませ、毎日連続して同じものを持たないように心掛けましょう。
◎水濡れ
水に濡れたら、乾いたタオルで叩くようにして水気を除き、風通しの良い場所で陰干しして革を乾かします。濡れた革は熱に弱いため、高温に近づけてはいけません。 革は、乾燥すると、変形することが多いため、できるだけ変形しないように形を整えて乾燥してください。
一度、中まで濡れた革は乾燥すると革中の油分が不均一となり、部分的に硬化することがありますが、指定のクリームを柔らかい布につけて輪を描くように軽くすりこめば大丈夫です。クリームをつけすぎると色が濃くなったり、色落ちすることがありますので使いすぎないよう注意が必要です。革の仕上げの種類によってはクリームでシミになる場合もありますので必ず指定のクリームを使用してください。
◎汚れ落とし
普段は柔らかい布でから拭きやブラッシングしてホコリを払う程度で対応できます。手アカや汗で汚れがひどい場合は、指定のクリーナーを布につけ軽く拭くとよいでしょう。その場合は、必ずバッグの底など目立たないところで、濡れタオルで試し拭きし、異状がないことを確認してクリーナーを使用してください。
コーヒー、ジュースのような水溶性のシミは、まず濡れタオルで叩くように拭き、シミが広がらないように注意しましょう。色素が革の目に入り、沈着したものの除去は困難です。
◎保管
保管時に最も気になるのがカビです。革には柔軟性を保持するために油脂類が含まれており、また、使った革製品には汗やアカ、それにホコリが付いています。カビはこれらを栄養源として成長するため、長く保管するときはこれらをできるだけ除去しておくことが必要です。
ホコリははらい落とせば良いのですが、汗やアカは簡単に除去できません。湿ったタオルで汗やアカの付着していそうな部分を拭くのも一つの方法です。天気の良い日に陰干しして、水分を少なくしてから保存するようにしましょう。
保存は湿度が低く、酸素がない状態一番良いのですが、一般にはできませんので、よく換気することが大切です。密閉した場所では、滞留空気中に含まれた湿気が夜間に気温の下降とともに、革表面に結露し革を濡らします。一度、その状態になるとカビは成長を始めます。
この観点からも、ビニール袋に入れて保管するのは間違いで、できるだけ通気性の良いものに入れて保管すべきです。ナフタリンなど防虫剤は直接接触すると、変色したり、接着部が剥がれたりすることがありますので使用しないようにしてください。
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